●はじめに
「中卒だから高収入は無理…」そんなふうに思っていませんか?
結論を先に言ってしまうと、介護職に学歴は関係なく派遣を利用することにより、誰でも年収500万円は達成することが可能です。
実際に私も介護派遣を始めてから、直ぐに年収500万円を稼ぐ事ができました。
本記事では、実際に私が中卒でも介護の派遣で年収500万円を稼い方法を詳しく解説していきます。
その時の給料明細も公開しています。
中卒でも介護派遣で高収入を目指せる理由
学歴不問
介護職は人手不足などの理由から、学歴関係なく働く事ができます。 特に介護派遣は、正社員よりも時給が高いというメリットもあるので、高収入を狙いやすいです。

介護派遣の収入額
- 介護派遣の平均時給は約1,400円~2,000円
- 夜勤専門なら日給2~3万円も可能
正社員では年収300万円~400万円前後が一般的な額ですが、働き方を工夫することで年収500万円も夢ではありません!
資格を取ると、さらに時給が高くなります。
年収500万円を達成した方法
夜勤のみで働く
高時給の派遣で夜勤をする事により更に時給が高くなります。
- 夜勤1回の給与:2万円~3万円
- 月に10~12回の夜勤勤務で月収25~36万円
- 年間で350万~450万円は確保可能!
無資格でも稼ぐ事はできるのですが、初任者研修の資格があれば年収500万円がより確実になります。
資格を取得して時給アップ
介護職は資格があると給料が上がります。
資格 | 時給の目安 |
---|---|
無資格 | 1,200円~1,500円 |
初任者研修 | 1,400円~1,700円 |
実務者研修 | 1,600円~1,900円 |
介護福祉士 | 1,700円~2,200円 |
初任者研修→実務者研修→介護福祉士の順に、時給が上がっていきます。

高時給の派遣会社を選ぶ
派遣会社によって、時給などの待遇が変わってきます。
私が使っていた派遣会社の一例は以下の通りです。
- A社(時給1,800円以上の求人が豊富)
- B社(夜勤専従の案件が多い)
- C社(資格取得支援制度が充実)
- D社(地方などの広いエリアに対応)
派遣会社によって、同じ資格を持っていても時給に差がでるので登録前に確認が必要です。
ダブルワーク・副業で収入を増やす
介護派遣はシフトの自由度が高いので、ダブルワークもできます。
- 本業:夜勤専従(週3~)
- 副業:単発の介護バイト(月5~6万円のプラス収入)
上記は一例ですが、副業により年間70万円以上の副収入を確保できます。
介護派遣で年収500万円を目指す具体的なステップ
以下で実際に私が行った方法を解説していきます。
派遣会社に登録する(複数登録がおすすめ)
法令が変わってからは、夜勤の回数に制限ができてしまったため、現在では、一つの派遣会社で月に10回~11回しか勤務できなくなりました。
その為、派遣会社に何社か登録をして月の勤務回数を12~13回にする必要があります。
時給1700円以上の求人を狙う
おおよその目安として、時給1700円で1ヶ月に夜勤を13回勤務すれば年収500万円は達成できます。
そのために、初任者研修の資格だけは取得することをおすすめします。
以下に時給1700円の場合の実働時間と給料の参考例を表記します。
実働時間の計算
勤務時間 16:30~翌9:30 (計17時間)
休憩時間 1時間
👉実働時間:16時間
給料計算
深夜時間帯(22:00~翌5:00)は25%増しになるので時間帯に分けて計算します。
①通常時給(16:30~22:00&5:00~9:30)
・16:30~22:00(5.5時間)
・5:00~9:30(4.5時間)
・合計:10時間×1700円=17000円
②深夜時給(22:00~:5:00は1700円×1.25)
・22:00~5.00(7時間)
・深夜時給1700円×1.25=2,125円
・7時間×2,125円=14,875円
③総支給学
・通常時給分:17000円
・深夜時給分:14,875円
💰合計金額:31,875円
この収入で月に夜勤を13回行うと、年収が約500万円(498万円)になります。
以下は月収、年収の目安になります。
月の勤務回数 | 月収 | 年収目安 |
---|---|---|
10回 | 318,750円 | 約382万円 |
13回 | 414,375円 | 約498万円 |
15回 | 478,125円 | 約573万円 |
実際には月に深夜の残業が60時間を超えてくるので、その分の料金も上乗せされます。
下記で実際に私が時給1600円で月に13回夜勤を行った時の給料明細です。

夜勤を13回行うと残業代もプラスされ、時給が1600円でも年収500万円近く達成することが可能です。
ただ、繰り返しになりますが、現在は夜勤回数に制限ができてしまったので、派遣会社を2社登録するのが必須となります。
夜勤専従で安定した収入を得る
まずは、安定収入を得るための軸を作ることから始めてみましょう。
施設先の業務の内容によって労働量に差がでてきます。
夜勤業務は長時間拘束されるので、なるべく身体に負担がかからないような施設(例えばグループホームなど)で勤務して、慣れてきてから勤務日数を増やすのが良いでしょう。
資格取得で時給アップを狙う
初任者研修の資格だけは取得しておいた方が良いでしょう。
初任者研修の資格があれば1600円~1700円の時給を貰えるので、年収500万円までの道が近くなります。
初任者研修は、誰でも取得する事が可能な資格なので、派遣会社などで資格取得支援制度が充実している会社を選ぶのがポイントです。
副業やダブルワークで収入をさらに増やす
私は現在、派遣会社2社を利用して、夜勤を13回行っています。
以前、もっと収入を増やそうとして介護の単発バイトや副業を行っていた時期がありましたが、とてもしんどかったのを今でも覚えています。
その事もあり、現在は派遣のダブルワークのみを行っています。
人によって感じ方は違うと思うので、自分と相談して回数を決めるのが良いでしょう。
まとめ
- 中卒でも年収500万円を稼ぐことは可能。
- 直ぐに稼ぎたいなら夜勤+資格取得が近道
- 派遣選びは重要!何社か比較しよう
「学歴がないから稼げない」なんてことはありません。
行動すれば、確実に高収入を狙えます!
今回は私の実体験をもとに解説しましたが、介護の派遣会社以外にも時間は掛かりますが、正社員としてキャリアアップする事ができれば、それ以上の年収も狙う事ができるので挑戦してみてはいかがでしょうか?
